開館から一時休館まで(1908年 - 1942年)
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「湯浅町立図書館」の記事における「開館から一時休館まで(1908年 - 1942年)」の解説
1908年(明治41年)6月に紀伊教育会有田郡支会が有田郡教育品陳列場として設立した。同年には和歌山県立図書館が開館している。その後、有田郡へ移管し有田郡立有田図書館に改称、1920年(大正9年)9月に発足した和歌山県図書館協会の原加盟館として参加した。1923年(大正12年)に郡制廃止のため湯浅町へ移管され、湯浅町立図書館となった。 湯浅町へ移管したものの建物は和歌山県からの借用であったため、1942年(昭和17年)に和歌山県土木事務所から返還要求を受け、一時休館を余儀なくされた。なお、和歌山県では1923年(大正12年)時点で33館の通俗図書館があったが、湯浅町立図書館の一時休館の時点では御坊町立図書館・田辺市立図書館・串本町立図書館の3館しか残っていなかった。
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