鎌倉時代以降の本貫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:52 UTC 版)
平安時代末期以降、源・平・藤・橘などの同姓同士が繁栄したため、鎌倉時代以降互いを区別する場合に姓ではなく、次第に各々が「一所懸命」に守る所領地の地名(名)を仮名(名字・苗字)とするようになり、名字を冠することは、所領の相続権を意味するようになった。これにともない名字の発祥地である「一所懸命」の地は「本貫」、「本貫の地」と呼ばれ、本貫地に祀られている神が「産土神(うぶすながみ)」と呼ばれたため、本貫と書いて(うぶすな)と訓み、次第に「氏神(うじがみ)」と同意語となり、混合されて神聖視されるようになった。
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