鍵、室内と被害者の様子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 06:19 UTC 版)
「津山小3女児殺害事件」の記事における「鍵、室内と被害者の様子」の解説
鍵、施錠、侵入の形跡など玄関のドアは、13時55分の時点で開いていた。 家族が共有する合鍵は、「外出時は玄関横の牛乳瓶受けに入れ、帰宅に使用したら玄関入り口に置く」と決められていた。事件発覚時には玄関入り口にあった。 女児が持っていた鍵は、室内にあった。 姉が帰宅した時、ドアは閉まっていたが、鍵は開いていた。 玄関以外は、全て施錠されていた。 女児は、帰ってくると部屋が暑いので、最初にガラス戸をあけ網戸にする習慣だった。姉が帰ってきた時、ガラス戸は閉まっていた。 室内が物色された形跡はなかった。 「部屋の入口付近の、棚の上」に置いてあった飴の缶が落ちて飴が散乱していた。女児の体の上にも、飴が散らばっていた。 傷、血痕、着衣など死因は、失血死か窒息死と考えられているが、判明していない。 首を絞めたり、口や鼻を押さえたりした跡はなく、窒息の原因は不明。 腹部、胸部を3カ所ナイフのようなもので刺されている。 発見時、女児の顔は真っ白だった。 1階の8畳間に倒れていた。この部屋は、玄関から部屋1つを挟んだ位置にある。 1階の居間には多量の血が流れた跡があり、他の部屋には血痕はなかった。 「白いブラウスと、紺色の短パン」の、小学校の制服姿で倒れていた。 衣服に乱れはなかった。 女児の体の下には、13時55分に配達されたメール便があった。 発見時は、うつぶせで倒れていた。 抵抗した痕跡はなかった。 切り傷や骨折はなかった。抵抗するか、逃げたりした場合は手や背中に負傷することが多いが、そこにも傷はなかった。 室内には、女児が逃げようとした形跡はなかった。
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