錦【ニシキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10101号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | フリーセア | |
登録品種の名称及びその読み | 錦 よみ:ニシキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 加藤之康 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊田市千足町10丁目62番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤之康 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「紅鶴」に「花宝」を交配して育成されたものであり、花序は扁平・複穂状で花穂が濃赤茶色の鉢物向きの品種である。草型は中間型、基部の膨大はやや有、草丈は中である。葉形は広線形、葉の先端の形は鋭頭、葉身のそりはⅣ型、ねじれは無、長さは31~40㎝、幅は3.1~5.0㎝、成葉の表面先端部及び中間部の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508)、基部は浅黄緑(同3310)、裏面先端部及び中間部の色は穏黄緑(同3514)、基部は浅黄緑(同3310)、斑の有無は無、葉の光沢及び厚さは中である。花序の型は扁平・複穂状、小花の着生密度は密、花茎の抽出角度は斜上、花序の長さは21~30㎝、幅は10㎝以上、花穂の長さは11~15㎝、幅は3.1~5.0㎝、中央部及び周縁部の色は濃赤茶(同0708)、花序の分枝数は3~5本、1花序の小花数は11~20個である。花糸及び花柱の抽出は抽出する、花茎の色は淡黄緑(同3303)、ほう状葉の色は穏黄緑(同3312)である。開花期は春である。「紅鶴」と比較して、葉の光沢が弱いこと、花穂の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者の温室(愛知県豊田市)において、「紅鶴」に「花宝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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