錢起とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 文芸 > 小説 > 錢起の意味・解説 

銭起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/29 09:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

銭 起(せん き、? - 782年)は、中国の詩人。は仲文。湖州烏程県の出身。

略歴

天宝10載(751年)の進士で、校書郎・考功郎中を歴任、大暦年間には太清宮使・翰林学士に至った。

大暦十才子の一人に数えられ、郎士元とともに「銭郎」と併称される。

現在『銭考功集』十巻が残っている。

詩人としての彼

代表的作品に、『逢侠者(侠者に逢う)』(五言絶句)、『江行無題』(五言絶句)がある。

逢侠者
燕趙悲歌士 燕趙(えんちょう) 悲歌(ひか)の士
相逢劇孟家 相逢う 劇孟(げきもう)の家
寸心言不尽 寸心(すんしん) 言い尽くさざるに
前路日将斜 前路 日 将(まさ)に斜めならんとす


江行無題
咫尺愁風雨 咫尺(しせき) 風雨を愁う
匡廬不可登 匡廬(きょうろ) 登る可(べ)からず
祇疑雲霧窟 祇(た)だ疑う 雲霧の窟(いわや)
猶有六朝僧 猶お六朝(りくちょう)の僧有らんかと

出典





錢起と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「錢起」の関連用語

錢起のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



錢起のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの銭起 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS