金貨・銀貨との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 16:11 UTC 版)
三貨の交換比率は国と時代によって異なり、古代ローマのアウグストゥス帝治世下では、金貨:銀貨:銅貨の交換比率は1:25:400とされ(→「古代ローマの通貨」)、東ローマでは1:12:180、清朝では銀1両に対し銅銭1000文(1貫文)とされたが相場により日々変動した。日本初の鋳造貨幣といわれる和同開珎では銀貨1枚が銭貨25枚の価値を持つとされた。江戸時代には三貨制度で金1両=銀50匁=銭(銅銭)4貫文とされたがこれも相場による変動が激しかった。ローマでは金貨が本位貨幣、中国では銀本位制、江戸時代の日本だと江戸が金、大坂が銀本位制であった。
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