金貨としての甲州金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 16:14 UTC 版)
甲州金は、武田氏の作った地方通貨であったが、江戸時代になってからも文政年間まで甲府の金座で鋳造されていた。 このため、おおよそ江戸時代以前に鋳造されたものを古甲金と呼び、それ以後のものは新甲金と呼んで区別する。 鋳造された金貨の種類 露一両(つゆいちりょう) 駒一両(こまいちりょう) 甲安金(こうやすきん) 甲重金(こうしげきん) 甲定金(こうさだきん) 甲安今吹金(こうやすいまぶききん) などがある 文化7年(1810年)には幕臣の近藤重蔵(守重、正斎)が『金銀図録』を現し、甲州金や越後国で算出された金貨・銀貨543品を図版で紹介している。
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