金融庁の懸念と合併延期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:20 UTC 版)
「UFJ銀行」の記事における「金融庁の懸念と合併延期」の解説
年が明けた2005年2月17日、MTFGとUFJHDは正式に合併を決定し社名を「三菱UFJフィナンシャル・グループ」(MUFG)とすることになった。翌2月18日には合併比率を「1:0.62」で最終合意。4月20日、合併契約が正式調印、同年6月29日、それぞれの株主総会で合併が承認される。なお、東京三菱銀行との合併について、持株会社や傘下の信託銀行・証券会社と同じく2005年10月1日を予定していたが、システム統合準備の遅れが金融庁より指摘され、8月12日、3か月延期が発表された。そして、2006年1月1日にUFJ銀行は、東京三菱銀行に救済合併され、発足からわずか3年11か月と15日余りで消滅した。
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