金属製温度計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 22:07 UTC 版)
金属製温度計は、感部にバイメタルを用い、その温度変化に伴う変形を指針の動きに変換することによって温度を測定するものである。バイメタルの材料としては主にアンバーと黄銅との組合せが使われる。構造が簡単で安価なため、家庭用としても普及している。 指針と目盛板によって気温を直接表示するもののほか、指針の代わりに記録ペンを駆動し、ゼンマイなどの動力で回転するドラムに巻かれた記録紙に温度の時系列を自動的に記録する自記式のものもよく使われる。 使用にあたっては、ガラス製温度計による校正が必要である。 許容される器差は、1.0℃である。
※この「金属製温度計」の解説は、「温度計」の解説の一部です。
「金属製温度計」を含む「温度計」の記事については、「温度計」の概要を参照ください。
- 金属製温度計のページへのリンク