金属接触
平軸受けなどにおいて、ベアリングメタルとジャーナル部が、油膜を介さずに金属同士が直接接する状態。金属接触を起こすと摩擦力が増大して発熱量も多くなる。これにより接触部分の温度上昇をきたし、潤滑が困難になり、さらには金属接触を助長して、ついにはベアリングの焼き付きに至る。同様にピストンとシリンダーとの焼き付きも金属接触によることが多い。これを防ぐためには、表面の状態、隙間、潤滑油の性状の適正化が必要である。
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