材料間の絶縁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 14:42 UTC 版)
異種金属接触腐食は2種の金属が通電することで起きるので、異種金属接触腐食の防止上でもっとも理想的なのは異種金属を接触させないことである。しかし、実用上はどうしても接触が必要なことも多い。代わりに、2種の金属を電気的に絶縁させれば異種金属接触腐食を防止できる。実用されているのはゴムや樹脂などの絶縁材を2種の金属の間に挟む方法で、配管の継手やフランジ接合で使われる。淡水を通す配管用には、使用状態と使用金属の組み合わせによって絶縁の必要性の有無を示した判定表が活用されている。
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