金の錨の時代 (1756年-1769年)
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「チェルシー磁器工房」の記事における「金の錨の時代 (1756年-1769年)」の解説
セーヴル(英語版)の影響が非常に強く、フランス風が際立っている。この時代においては、器形は複雑になり、地は色彩豊かで、贅沢に金箔を使い、入念にロココ様式が施されている。1750年代と1760年代において、チェルシーは玩具製作でも有名になっており、例えばボンボニエーレ(英語版)、香水瓶、携帯用飾り箱、指貫、小型の印章があり、それらの多くにはフランス語が記されていた。1769年、工房は経営が行き詰まり、ロイヤルクラウンダービーのウィリアム・ドゥーズベリによって買い取られ、1784年まで運営された。その間、チェルシーの製品はドゥーズベリのダービーの製品と見分けがつかず、この時期は一般に「チェルシー・ダービー時代」と呼ばれる。
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