重線型とは? わかりやすく解説

重線型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)

線型性」の記事における「重線型」の解説

多変数の写像線型性として重線型性(多重線型性)がある。2変数の場合双線型性 f(x + y, z) = f(x, z) + f(y, z), f(x, y + z) = f(x, y) + f(x, z), f(cx, y ) = f(x, cy) = cf (x, y) である。双線型汎関数双線型形式)の例としては内積外積挙げられる。さらに多変数の場合多重線型性 f ( x 1 , … , x i + x i ′ , … , x n ) = f ( x 1 , … , x i , … , x n ) + f ( x 1 , … , x i ′ , … , x n ) {\displaystyle f(x_{1},\ldots ,x_{i}+x'_{i},\ldots ,x_{n})=f(x_{1},\ldots ,x_{i},\ldots ,x_{n})+f(x_{1},\ldots ,x'_{i},\ldots ,x_{n})} f ( x 1 , … , c ⋅ x i , … , x n ) = c ⋅ f ( x 1 , … , x i , … , x n ) {\displaystyle f(x_{1},\ldots ,c\cdot x_{i},\ldots ,x_{n})=c\cdot f(x_{1},\ldots ,x_{i},\ldots ,x_{n})} を考えることができる。例えば、行列式は列または行ベクトル注目すれば多重線型形式である。 詳細は「テンソル積」および「テンソル代数」を参照

※この「重線型」の解説は、「線型性」の解説の一部です。
「重線型」を含む「線型性」の記事については、「線型性」の概要を参照ください。

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