配布媒体とシステム最小構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/15 10:19 UTC 版)
「RT-11」の記事における「配布媒体とシステム最小構成」の解説
RT-11が動作可能な構成は、(ハードディスクのない)8インチ250KBFDD2機と56KBのメモリで、8台の端末を接続可能である。他に、パック型磁気ディスク装置(2.5MBのRK05)や磁気テープからもブート可能。配布媒体としては、さん孔テープ、オープンリール式磁気テープ、カートリッジ式磁気テープ、フロッピーディスクがある。シングルユーザーの最小構成は、FDD1機と16KBのメモリである。その構成でスワッピングとオーバーレイを駆使してユーザープログラムを実行可能である。例えば、ユーザーのプログラムを実行中はキーボードからの入力を扱うユーザインタフェース部分 (KMON) をスワップアウトし、プログラムが完了するとスワップインするといった動作をした。
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