配分法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/03 14:22 UTC 版)
サン=ラグ方式は、ドント方式と同様に除数方式である。ドント方式の除数が整数(1から順に1ずつ増える)であるのに対して、サン=ラグ方式は奇数(1から順に2ずつ増える)である(0.5から順に1ずつ増えると言っても数学上同じ)。 すべての票が集計されたあと、連続した商がそれぞれの名簿につき計算される。その商に対する式は V 2 s + 1 {\displaystyle {\frac {V}{2s+1}}} で、 V はその名簿の得票数の合計であり、 s はその政党にこれまで配分された議席数であり、最初はどの党も0である。 (ドント法は、式に V s + 1 {\displaystyle {\frac {V}{s+1}}} を使用している。) 最高の商を持つ名簿が次に配分される議席を獲得し、その商は次の議席の合計を与えるのに再計算される。この過程はすべての議席が割り当てられるまで繰り返される。
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