遺跡誤認問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 10:01 UTC 版)
2010年(平成22年)7月に、同研究所は、藤原宮跡で天皇の即位儀礼が行われる「大嘗宮」の可能性がある建物跡などが発見されたと発表した。根拠としては、柱穴跡が42本見つかり、これらが建物跡や塀跡、門跡であると確認され、これが「平城宮の大嘗宮跡と類似した構造」であるとされた。その中で藤原宮があった時代の柱穴は1基しかなかったなどの矛盾点も見つかり、同研究所は11月18日に調査結果を撤回する事態になった。
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