選挙報道への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 02:35 UTC 版)
肥後亨事務所の背番号候補事件をきっかけに、マスメディアは泡沫候補と見なされた候補者を、選挙報道から積極的に締め出すようになった。後に岩瀬達哉が朝日新聞社の内部文書を元に調査した結果によると、1967年の第31回衆院選を前に、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞の三社は法務省、自治省と共謀の上、泡沫候補を紙面から閉め出すための取り決めを行ったという。 しかし、特定候補を最初から「泡沫候補」と決めつけ、有権者に情報を与えぬまま密かに排除するのは、選挙の公正を害しているとの批判も根強い。詳細は泡沫候補(マスコミでの扱い)参照。
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