過去の様々な定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 19:47 UTC 版)
1948年の国際度量衡総会(CGPM)で、カロリーはできるだけ使用せず、もし使用する場合にはジュール(J)の値を併記することとされた。 過去には、カロリーの定義には計量法の定義以外に様々なものがあった。値は次のとおりである。 国際標準化機構 (ISO) の ISO 31-4 附属書 B と ISO 80000-5 附属書 B および日本産業規格JIS Z8202-4:2000では、下表中の太字で示した15度カロリー、I.T.カロリー、熱化学カロリー、の3つが(非推奨の単位としてではあるが)挙げられている。 名称記号換算率(J/cal)備考0度カロリー cal0 ~4.21900 4度カロリー cal4 ~4.20450 平均カロリー calmean ~4.190 02 NISTによる 旧国際蒸気表カロリー ~4.186 84 廃止 I.T.カロリー(注) calIT 4.186800 定義値 旧計量法カロリー 4.186 050 定義値、廃止 15度カロリー cal15 ~4.185 80 15度カロリー cal15 4.185500 CIMP1950による。この値は,0.0005 J の不確かさがある。 熱化学カロリー calth 4.18400 定義値 IUNSカロリー 4.182 00 定義値 20度カロリー cal20 ~4.181 90 (注)I.T.カロリーは、「国際蒸気表カロリー」とも呼ばれる。第5回国際蒸気性質会議(ロンドン 1956年7月)で採択された定義である。
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