運営告発騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 14:56 UTC 版)
2018年11月8日、Twitterの公式アカウントにて、「不本意な活動をコンサルタントや運営会社によってさせられるかもしれない」「転生させられるかもしれない」という趣旨の発言があった。バーチャルYouTuberとそのファンの間において転生とは魂、つまりバーチャルYouTuberの演者を入れ替えることを指す。なお、アズマリムの演者が誰なのかについては、公表されていない。 キャラクターが意思を明確に持って運営サイドを告発するという、この発言に対して他のバーチャルYouTuberの多くが、既存のキャラクターコンテンツとは違い、バーチャルYouTuberは生きている、としてアズマリムを擁護するコメントを出しファンからは不安の声と運営側への不満が出ていた。そのほかの意見としては、企業に雇用されているならやむを得ないという意見、背信行為であり契約違反にあたるのではという意見、さらには単なる話題作りなのではという意見などがある。さらに今回の騒動では、運営側のコントロールを離れて告発したキャラクターに対し、世論の多くは賛同した。一方で、この風潮に危機感を抱いている意見もあった。 同月12日、アズマリムとCyberV、双方から謝罪声明と謝罪動画が発表された。CyberVは「今後の活動などの話し合いを行うなかで、本人の意向を尊重できていなかったことが原因と考え、深く反省しております」と発表、またアズマリムが他の組織へ異動することや、転生することはない、とも発表した。アズマリムは騒動を起こしたこと、無関係の人まで槍玉に挙がってしまったことを謝罪した。また、もうダメだと思って行動したら話し合いの場を持てた、これでアズマリムとして活動していけます、と発表した。
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