連邦の統一へ向けて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 01:13 UTC 版)
「オーストラリアの鉄道」の記事における「連邦の統一へ向けて」の解説
1890年代、6つの植民地から集まったオーストラリア全体の組織で議論が行われた。議論の1つの要点は、連邦政府の鉄道への関与をどの程度にするかという点であった。連邦政府が鉄道を運営するという件に関する投票はわずかに通らず、その代わりに新しい憲法 (en:Constitution of Australia) では、「州政府との同意に基づき、その州のいかなる鉄道の買収も連邦と州の定めた条件による」(Section 51 xxxiii)、「どの州においても、鉄道の建設と延長はその州の同意を必要とする」(Section 51 xxxiv) と定めた。しかしながら、オーストラリア政府は鉄道の改良プロジェクトに財政支援を与えることに関しては、Section 96の「議会はどの州に対しても、議会が適当と認める条件で財政支援をすることができる」に基づいて自由に行える。
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