連想売り
例えば、金利水準が上昇したとすると、金利上昇によって悪影響を受けると思われる銘柄は、売却の対象になります。鉄鋼株や造船株、商社株など資本金額が大きく、金融機関などからの借入額が大きい銘柄がこれに相当します。また、冷夏になる可能性が強まると、本来であれば夏に伸びるはずの消費(クーラーや清涼飲料水、水着など)が落ち込むため、これに関連する企業の株式が売られやすくなります。株価は基本的に将来の業績動向を先に織り込んで動きますから、一見すると株価の変動要因とはあまり関係がないと思われるような出来事でも、それを材料にして株価が動くケースが往々にしてあるのです。また、連想売りとは逆に、1つの出来事をきっかけに、その連想から買いが広がることを「連想買い」と言います。
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