逐次重合と縮合重合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/29 23:18 UTC 版)
逐次重合と縮合重合とは別の概念であり、必ずしも一致する概念ではない。実際、ポリウレタン重合時の反応機構は(他の低分子を生成しないので)付加重合であると言えるが、同時に逐次重合の反応機構により進行する。 付加重合と縮合重合の区別は1929年にカロザースにより次のように重合の生成物に基く区分として導入された。 ポリマーのみ:付加重合 ポリマーと低分子:縮合重合 逐次重合と連鎖重合の区別は1953年にフローリーにより次のように反応機構に基く区分として導入された。 官能基により進行:逐次重合 ラジカルもしくはイオンにより進行:連鎖重合
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