透明人間目薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 22:38 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (とあ-とこ)」の記事における「透明人間目薬」の解説
透明人間目薬(とうめいにんげんめぐすり)は、「とう明人間目ぐすり」(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。 ドラミが持つ道具。この目薬を目に差すと、全身の細胞の色素が分解され、細胞間が液体で満たされて光の屈折率が1になることにより(原作作中の説明では「ゼロ」となっているが、本来の透明となる屈折率は「1」であり、テレビアニメ第2作第2期「とう明人間目ぐすり」(2006年11月3日放送)では「1」と説明された)、透明人間になることができる。透明になるのは肉体のみのため、姿を消して行動するためには服を脱ぐ必要がある。元の姿に戻る方法は不明だが、テレビアニメ第2作第2期では元に戻る目薬を使用している。 作中ではこれを使ってのび太がジャイアンから本を取り返すのに成功したが、ラストでパパがただの目薬と勘違いして目に差して風呂に入ったため、ママたちに驚かれてしまった。 作中では「とうめい人間になる目薬」と呼ぶのみで名称は不明。「ドラミちゃん出演漫画リスト」(『ドラえもん百科』2巻に収録)では「とう明目ぐすり」としているが、『ドラえもん全百科(ドラえもんオールひゃっか)』(1979年7月発行)を始めとするひみつ道具の事典では、藤子・F・不二雄監修の元、登場作品のサブタイトルを用いて一様に「透明人間目薬」としている。テレビアニメ第2作第2期「とう明人間目ぐすり」(2006年11月3日放送)と2度目のリメイク版「とうめい人間目ぐすり」(2020年12月12日放送)では「とう明人間目ぐすり」としている。 名前は見えなくなる目薬と似ていて紛らわしいが、見えなくなる目薬の効能は自身は透明人間になるのではなく、目薬を使った人間が他人の姿が見えなくなるというもの。
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