迷子
『長屋紳士録』(小津安二郎) 町へ仕事に出かけた人相見の田代が、父親にはぐれた男児を見て可哀想に思い、長屋へ連れて来る。長屋の人々は、雑貨屋のおたねに男児の世話をおしつける。おたねはいやがるが、男児を家に泊めてやっているうちに、だんだん情が移ってくる。おたねは、男児を自分の子供にしようか、と思う。ところが1週間目に父親が尋ねて来て、男児を引き取り帰って行く。すっかり子供好きになったおたねは、「貰い子でもしようか」と考える。
★2.「まいご」と「まごい」。
『サザエさん』(長谷川町子)朝日文庫版第44巻44ページ タラちゃんがワカメから、鯉のぼりの真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)を教えてもらう。タラちゃんが一人でいるところへ、お巡りさんが通りかかったので、タラちゃんは早速、真鯉を指さして「まごい」と言う。お巡りさんはタラちゃんを背負って交番まで連れて行き、「まだ『まいご』も言えないんだ」と同僚に説明する。
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