近鉄鈴鹿線三日市駅構内列車火災事故
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「近鉄鈴鹿線三日市駅構内列車火災事故」の解説
★2008年(平成20年)8月12日 23時45分頃(列車火災事故、電気火災事故) 三重県鈴鹿市の近鉄鈴鹿線鈴鹿市駅 - 三日市駅間を走行中の伊勢若松発平田町行き最終普通電車(1010系3両編成)の2両目(モ1062)の床下から発煙。三日市駅で停車中に発火して床下や座席が焼けたため運転が打ち切られた。死傷者はなし。 原因は、床下機器の断流器および断流器箱取付部の絶縁が低下して短絡状態となり、異常電流が流れたことによるものとみられる。 事故を起こした車両は復旧後の2011年1月2日にも同一区間で再び発煙するトラブルを起こしたため、後に編成から外され、電装を取り外して付随車化しサ8177と改番され、奈良線8600系サ8167(1972年の奈良線爆破事件被災車を復旧したもの)の差し替え更新に利用された。 「近鉄1010系電車#改造」も参照
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