軽便用御料車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 09:38 UTC 版)
軽便用御料車は、1930年(昭和5年)11月に広島県福山市及び岡山県西部で行われた陸軍大演習の昭和天皇の視察に伴い、両備鉄道(現在のJR西日本福塩線)が日本車輌製造で製造させたもので、足回りは旧車のものを流用している。 1933年(昭和8年)9月1日、両備鉄道の買収・国有化に伴い本車も鉄道省籍となったが、使用されることはなく、また、その後に使用される見込みもなかったため、1935年(昭和10年)に鷹取工場で解体された。 本車がお召列車に使用されたのは、1930年11月14日の1回限りである。
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