転送・交換命令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 04:51 UTC 版)
LD r,(IX+d) LD (IX+d),r インデックスレジスタを用いたメモリとレジスタの転送。rに(HL)は指定できない。 LD (IX+d),n メモリに即値をストアする。 LD IX,nn インデックスレジスタに即値をロードする。 LD IX,(nn) メモリの内容をインデックスレジスタにロードする。 LD (nn),IX インデックスレジスタの内容をメモリにストアする。 LD BC,(nn) LD DE,(nn) LD SP,(nn) メモリの内容を16ビットレジスタにロードする。8080ではHLレジスタでしかできなかった。 LD (nn),BC LD (nn),DE LD (nn),SP 16ビットレジスタの内容をメモリにストアする。8080ではHLレジスタでしかできなかった。 LD SP,IX インデックスレジスタの内容をSPレジスタに転送する。 EX AF,AF' AFレジスタとAF'レジスタを交換する。 EXX BC,DE,HLレジスタとBC',DE',HL'レジスタを交換する。 LD A,I LD I,A 割り込みベクタレジスタとAレジスタの転送。LD A,Iを使用するとき、特にNMOS品ではこの命令を実行中に割り込みがかかった場合、元の割り込み状態に関わらず割り込み禁止になる場合がある。このバグ(エラッタ)はNMOS品は全般にある。CMOS品でも、東芝TMPZ84Cxx・日立HD64180 R0マスク・他にはこのバグがある。ザイログのものは修正されている。HD64180はR1マスクおよびZバージョンで修正済み。シャープLH5080も修正済みの模様。NEC μPD70008は不明。 LD A,R LD R,A リフレッシュレジスタとAレジスタの転送。Rの下位7ビットは常に変動しているため、LD A,Rは簡易な乱数発生器としてよく使われる。 LD A,Rについては、チップのバージョンにより前述のLD A,Iと同様の割り込み禁止となる問題が発生する場合がある。
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転送・交換命令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 12:03 UTC 版)
「Intel 8080」の記事における「転送・交換命令」の解説
MOV r,r / LD r,r 8ビットレジスタ間の転送。MOV M,Mは存在しない(相当するコードはHLT/HALTに割り当てられている)。 MVI r,n / LD r,n 8ビットレジスタに即値をロードする。 LXI rr,nn / LD rr,nn 16ビットレジスタに即値をロードする。 LDA nn / LD a,(nn) メモリの内容をAレジスタにロードする。 STA nn / LD (nn),A Aレジスタの内容をメモリにストアする。 LHLD nn / LD HL,(nn) メモリの内容をHLレジスタにロードする。 SHLD nn / LD (nn),HL HLレジスタの内容をメモリにストアする。 LDAX B / LD A,(BC) BCレジスタで示されるメモリの内容をAレジスタにロードする。HLレジスタのMOV A,Mに相当。 LDAX D / LD A,(DE) DEレジスタで示されるメモリの内容をAレジスタにロードする。 STAX B / LD (BC),A Aレジスタの内容をBCレジスタで示されるメモリにストアする。HLレジスタのMOV M,Aに相当。 STAX D / LD (DE),A Aレジスタの内容をDEレジスタで示されるメモリにストアする。HLレジスタのMOV M,Aに相当。 SPHL / LD SP,HL HLレジスタの内容をSPレジスタに転送する。 XCHG / EX DE,HL DEレジスタとHLレジスタの内容を交換する。
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