軍隊の灯火管制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:18 UTC 版)
軍隊において、灯火管制は一般的に行われている。夜間に照明を行うことは、敵に対し自部隊の位置を暴露することになるためである。具体的な方法としては、車両のヘッドランプにカバーを付け減光する、ライトを下向きに設置する、肉眼にとって白色灯よりも目立ちにくい赤色灯を用いるなどである。個人用の懐中電灯にも、散光用や遮光用のフィルターや、赤色フィルターを追加する場合がある。なお、現代では暗視装置の発達により、光源とくに可視光を用いずとも作戦を行うことが可能である。また、照明弾も可視光ではなく赤外線で照らすIR照明弾が普及している。
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