車載機器に対する影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 00:00 UTC 版)
離線すると室内灯や空調機器が止まることがある。これは補助電源装置に静止形インバータ(SIV)を使用している車両の場合が多く、電動発電機(MG)では、慣性のため回転数が急激に落ちることは無いため、あまり見られない。 特にJR西日本223系電車1000番台の運用開始直後に消灯と空調の停止が頻発したため、関西では新聞記事で取り上げられるなど問題となった。その後JR西日本が架線を強化するなど対策を施したことにより以前と比べ減ったものの、今でもごく稀に発生することがある。223系には予備灯兼用の蛍光灯が1両に3箇所あり、離線した場合は再び点灯するまで、バッテリーによる給電でそれを点灯させている。
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