車両無線機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 13:41 UTC 版)
基本的には送受信機JRT-F16(送信出力50W、11チャネル)を中核として、妨害電波時での運用を想定した対妨害電波装置JAS-L10や空中機JAT-F12を備える。その他のモジュール構成に応じて下記のようなバリエーションがある。 JVRC-F10およびF100 基本構成。F100は空中機JAT-F13を備える。1系の送受信に対応。 JVRC-F11およびF110 受信機JR-F16を備えており、またF110は空中機JAT-F13を備える。1系の送受信及び1系の受信、あるいは2系の同時受信に対応。 JVRC-F12およびF120 受信機JR-F16を2基備えており、またF120は空中機JAT-F13を備える。1系の送受信及び2系の受信、あるいは3系の同時受信に対応。 JVRC-F20およびF200 送受信機JRT-F16を2基に増設しており、またF200は空中機JAT-F13を備える。2系の送受信、あるいは2系の同時送信又は同時受信に対応。 JVRC-F300 送受信機をJRT-F14、空中機をJAT-F13としている。1系の送受信に対応。
※この「車両無線機」の解説は、「85式野外無線機」の解説の一部です。
「車両無線機」を含む「85式野外無線機」の記事については、「85式野外無線機」の概要を参照ください。
- 車両無線機のページへのリンク