起源の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 18:52 UTC 版)
昔、この一帯に疫病が流行った時に、桜井源五という人が京都の祇園社から牛頭天王を勧請してきて盛大な祭りをしたところ、大きな蜂が現れ人々を次々と刺したという。すると蜂に刺された人は病気がたちまち治ったため、あの蜂は神様の化身にちがいないと感謝し、大きなキリコを作って「大泥棒ボー蜂やさいた」とはやしたて町内を練り歩いたところ、悪疫は絶滅したという。これが宇出津でキリコ祭りをはじめたきっかけとのこと。 桜井源五という名前の人は何人かいるらしいが、1665年(寛文4年)に宇出津に引っ越してきた人が最初であるらしい。 実際にはこの謂れと一致しない慣習も残っており(例:白山方神輿のアメヤ詣り)、様々な要素を含んで始まっているとみられる。
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