赤祖父円筒分水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 06:30 UTC 版)
地区ごとに一定水量を分けるために遠藤清之輔の設計により、1949年(昭和24年)南砺市川上中に完成した富山県内最古の円筒分水槽である。鉄筋コンクリート造り、富山県内では最小の直径3.4m、面積29平方メートルで、庄川上流用水土地改良区所有。3つの用水に分配され、これにより灌漑に応じた用水配分がされるようになり、長く続いた水争いが解消された。また、防火用水や融雪のための生活用水や地域環境保全用水としても利用されている。2020年(令和2年)4月3日、国の登録有形文化財に登録された。
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