赤心の歌とは? わかりやすく解説

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赤心の歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 16:00 UTC 版)

『赤心の歌』
アル・クーパースタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク レコード・プラント・スタジオ(#1, #2, #4, #5, #7, #9, #10)
ジョージア州ドラビル スタジオ・ワン(#3, #6, #8)
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース アル・クーパー
専門評論家によるレビュー
アル・クーパー アルバム 年表
早すぎた自叙伝
(1972年)
赤心の歌
(1972年)
アルズ・ビッグ・ディール
(1975年)
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赤心の歌』(せきしんのうた、原題:Naked Songs)は、アメリカ合衆国シンガーソングライター/音楽プロデューサーアル・クーパー1972年に発表した、ソロ名義では6作目のスタジオ・アルバム

背景

ジョリー」は、プロデューサーのウィリー・ミッチェルの推薦によりアル・グリーンに提供される案もあったが、実現しなかった[1]。「ビーン・アンド・ゴーン」は、一時クーパーと交際していたアネット・ピーコックのカヴァーで、オリジナル曲の「ピーコック・レディ」と「人生は不公平」も、ピーコックに捧げられた[1]。収録曲のうち「ジョリー」と「サム・ストーン氏の場合には」のレコーディングには、アトランタ・リズム・セクションのメンバーが参加した[1]

反響・評価

アメリカではセールス的に成功せず、クーパーのソロ・プロジェクトのアルバム(コラボレーション・アルバムも含む)としては初めてBillboard 200入りを逃す結果となった[2]。Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「皮肉にも契約消化のために作られたアルバムだが、聴き逃してはならない作品で、レコードの両面にわたりソウル、ゴスペル、ブルース、ポップ、さらにカントリー・ミュージックまで内包されている」と評している[3]

収録曲

特記なき楽曲はアル・クーパー作。

  1. 自分自身でありなさい - (Be Yourself) Be Real - 3:26
  2. 時の流れるごとく - As the Years Go Passing By (Don Robey) - 6:03
  3. ジョリー - Jolie - 3:48
  4. ブラインド・ベイビー - Blind Baby - 3:07
  5. ビーン・アンド・ゴーン - Been and Gone (Annette Peacock) - 2:35
  6. サム・ストーン氏の場合には - Sam Stone (John Prine) - 4:41
  7. ピーコック・レディ - Peacock Lady - 3:22
  8. 聖衣に触れて - Touch the Hem of His Garment (Sam Cooke) - 4:04
  9. 君はどこへ - Where Were You When I Needed You (Al Kooper, Irwin Levine) - 3:12
  10. 人生は不公平 - Unrequited - 2:52

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b c Solo Albums in Depth”. The Al Kooper Website. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ Al Kooper - Awards”. AllMusic. 2016年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月25日閲覧。
  3. ^ Eder, Bruce. “Al Kooper - Naked Songs Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年6月25日閲覧。

外部リンク




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