資金流用問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 04:46 UTC 版)
「全国建設工事業国民健康保険組合」の記事における「資金流用問題」の解説
2003年5月、東京都の検査により、当組合東京都支部が徴収した東京都中央区の保険料の内1億4500万円余を当時の支部長が1996年から2002年までの間、毎年1月に開催されている東京都の出初め式などの行事に流用し本部に納入していなかった。なお、この支部長は健康保険料流用が発覚する直前に東京都日本橋に所有していたビルなど資産を家族名義に移すなど悪質で流用した健康保険料の弁済も殆ど成されていない。その後、本業鳶職にて日光へ記念館を建設されている。 2003年5月、元幹部が、高知、徳島両県の保険料約12億円を流用していた事が発覚。この当時の徳島県担当理事が現在の理事長である事も調査の不明瞭さが疑われている。なお、当該徳島県支部長は発覚後自殺、流用した健康保険料の返還金も半分を残し滞ったままである。 数億円に上る全ての未返済金を損金処理を行い全ての返済金が終了。
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