谷地平湿原
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/24 06:50 UTC 版)
中吾妻山の東側に谷地平湿原(やちだいらしつげん)があり、継森、東大巓、昭元山、烏帽子山、家形山、東吾妻山に囲まれている。湿原中心部の標高は約1,504m、面積は約30haに広がり、池塘、浮島がある。湿原を構成する泥炭層の下位には湖成堆積物の粘土層がみられ、湿原形成以前は湖水であったと考えられる。 湿原の中央に登山道を兼ねた木道や案内板が整備され、近くには無人の谷地平避難小屋(10人程度収容)が設置されている。 谷地平へのアクセスは浄土平から姥ヶ原を経由して下るか、もしくは県境の縦走路から大倉新道を経て下るのが一般的であるが、いずれも悪路で沢の渡渉も要する。
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