議員バッジに関する義務並びに特典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 22:47 UTC 版)
「議員記章」の記事における「議員バッジに関する義務並びに特典」の解説
国会では国会議員が本会議場に入場する際、議員バッジを着用しなければならない。これは弁護士・検察官・裁判官同様、国会議員は記章のみが身分証明となるためである(証明書は存在しなかった。中田宏は議員時代、バッジ以外の身分証明が鉄道の無料パスしかない為に、国会議員であると証明するのに苦労した事があるという。著書「国会の中はこうなっている」より)。着用せずに入館しようとすると衛視に制止される。2005年以降はクールビズに対応して、本人が申請すればカード式身分証が交付されている。現在は、国家公務員身分証明書が発給されている。 議員バッジは選挙ごとに一つ新調され、任期満了や辞職、衆議院解散によって議員の身分を失っても返還する義務はない。 地方議会においては、必ずしも会議場に入場する際に議員バッジを着用する義務を課していない場合がある。そのため、議員バッジを着用せずに議会に臨む地方議員も存在する。
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