警察と救急隊員の最初の声明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:18 UTC 版)
「ジョージ・フロイドの死」の記事における「警察と救急隊員の最初の声明」の解説
メモリアルデーだった5月25日の午後8時を過ぎた頃、ミネアポリス警察の警察官は、ミネアポリスのパウダーホーン地区にあるシカゴアベニューサウスで起きている「偽造事件」に応対した。WCCOによると、その内容は、フロイドが「近くのデリで偽造文書を使用しようとした」ことだった。警察の発表によれば、商店で偽の20ドル札を使おうとした客がいると通報があり警官が出動した。現場である食料品店「Cup Foods」の共同所有者によれば、フロイドは従業員が偽札と特定した20ドル札を使おうとした。なお、この20ドル札が実際に偽札であったかどうかは公表されていない。警察によると、フロイドは近くの車に乗っていて、「(酒か薬物か)酩酊しているように見えた」。警察のスポークスマンによると、警官は彼が「物理的に抵抗した」時点で車両から降りるように命令したという。しかしこの主張は、これまでに公開されている目撃者による動画の証拠によって否定されている。 ミネアポリスの警察によると、警官は「容疑者に手錠を掛けると、彼が健康的問題の痛みで苦しんでいるように気付いた」。その後、救急車を呼んだ。ミネアポリス警察の声明によると、逮捕に武器は使用されていない。 ミネアポリス消防局によると、救急隊員はフロイドをその場所から移動させ、「無反応で脈のない男性」に対して胸骨圧迫やその他の救命措置を行っていた。フロイドはヘネピン郡医療センターに移送され、そこで死亡宣告された。
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