謙信と婦人病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 15:59 UTC 版)
謙信の死因は「大虫」である。松平忠明が記したとされる『当代記』の天正六年条には「此の春越後景虎卒去(年四十九)大虫と云々」と記載されている。八切は「大虫」について以下のように解説している。三省堂明解古語辞典によると「大虫」は味噌の女言葉である。味噌は赤味噌を連想させ、月経の隠語として用いられた(逆に、月経の赤色のイメージから、赤味噌のことを隠語で「大虫」とも言う。「式亭三馬の浮世床にも『おめえんちの雑煮は大虫かい』と聞く表現がある」と八切は記している)。 ただし、八切は別の著書で「大虫」が月経そのものを指す言葉と解釈している。
※この「謙信と婦人病」の解説は、「上杉謙信女性説」の解説の一部です。
「謙信と婦人病」を含む「上杉謙信女性説」の記事については、「上杉謙信女性説」の概要を参照ください。
- 謙信と婦人病のページへのリンク