論理的根拠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 15:06 UTC 版)
「DNS-based Authentication of Named Entities」の記事における「論理的根拠」の解説
現在、TLS/SSL 暗号化は認証局(CA)が発行した証明書に基づいている。過去数年間に、多くのCAプロバイダが深刻なセキュリティ侵害(security breaches(英語版))を受け、ドメインを所有者以外が有名なドメインの証明書を発行できるようになってしまう問題が起きた。いずれかのCAがセキュリティ侵害を受けただけで、任意のドメイン名の証明書を発行できてしまうため、多数のCAを信頼することはセキュリティ上の問題となりうる。DANEを使用すると、ドメイン名の管理者は、そのドメインのTLSクライアントまたはサーバーで使用されているキーをDNSに格納できる。DANEのセキュリティモデルを機能させるためには、DNSレコードをDNSSECで署名する必要がある。 さらにDANEでは、ドメインの所有者が、特定のリソースのために証明書の発行を許可するCAを指定することができるため、CAが任意のドメインの証明書を発行することができてしまう問題を解決することができる。
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