誤用ではないとの考えもあるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 23:39 UTC 版)
「日本語の誤用」の記事における「誤用ではないとの考えもあるもの」の解説
新年明けましておめでとう 旧年が明けて新年になるのだから、「新年」と「明ける」を並べるべきではなく、単に「新年おめでとう」か「明けましておめでとう」とするべきだとの意見がある。同様に、「夜が明ける」とは言っても「朝が明ける」とは言わない。 しかしながら、「新年が明ける」は変化の結果に注目したものであって、誤用ではないとの考えもある。これは「湯がわく(水が沸いて湯になる)」が誤用でないと同様との考えである。 汚名挽回(おめいばんかい) かつては普通に使われていた表現であったが、1970年代半ば頃から「汚名返上」や「名誉挽回」の誤用であり日本語の乱れであるとする説が広まり、2000年代には誤用と解することが一般的となった。 しかしながら、「挽回」は「悪い状態から普通の状態に戻す」という意味であり「汚名を着た状態を元通りにすること」であって、汚名を取りもどすことではなく誤用ではないとの考えもある。
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