設立・導入への経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 16:24 UTC 版)
2001年12月7日、ザグレブ市電を運営するザグレブ市の子会社のザグレブ電気軌道(クロアチア語版)(ZET、Zagrebački električni tramvaj)は、今後の路面電車に関するプロジェクトを総会で承認し、10日後の12月17日にその中の1つであるバリアフリーに適した超低床電車を導入するための国際入札を発表した。シーメンスやアンサルドブレーダといった世界各地の企業が参加する中、クロアチア国内では以下の4社が共同でコンソーシアム「クロトラム」を立ち上げ、入札に参加する事が決定した。 コンサール・エレクトロインダストリヤ(クロアチア語版)(Končar Elektroindustrija) コンサール・発電所・電動機技術株式会社(クロアチア語版)(Končar - Inženjering za energetiku i transport) TŽVグレデリ(クロアチア語版)(TŽV Gredelj) ジュロー・チャコビッチ(英語版)(Đuro Đaković) 入札の結果、クロトラムの代表企業であるコンサールが提出した1億1,193万ユーロ分の提案が最適とみなされ、2003年2月24日に70両分の発注がクロトラムとザグレブ市の間に結ばれた。そして2005年4月27日に最初の車両がザグレブ市電に到着し、同年7月13日から営業運転を開始した。
※この「設立・導入への経緯」の解説は、「クロトラム」の解説の一部です。
「設立・導入への経緯」を含む「クロトラム」の記事については、「クロトラム」の概要を参照ください。
- 設立導入への経緯のページへのリンク