設備、車輌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 00:40 UTC 版)
路線総延長221.6km、駅数292、他線との接続駅55。駅間距離は平均およそ300m。 路線数16(3bisと7bisを独立に数えた場合)。ホームや路線の他線との共有はない。 編成輌数は路線ごとに一定していて、1号線などの最も混雑するところでは6輌。3bis号線などの少ないところでは3輌。 軌間は1435mmの標準軌。車体はフランス国鉄などのものより狭く短い。 右側通行。地上の道路交通に一致させたためで、左側通行の国鉄、RERとは逆になっている。 電気方式は第三軌条方式、直流750V。 主にアルストム社が製造しているが、その後同社のブランド『アルストム・メトロポリス』の派生型(テーラーメード型)シリーズとして分類され、同タイプのものがスイス、チリにも展開している。 1号線、4号線、6号線、11号線、14号線は鉄車輪の外側にゴムタイヤをもつ「MPxx」系が、他は通常の鉄車輪の「MFxx」系が運用されている。 車両のドアについて、到着時に全車両のドアが一斉に開く方式も増加しているが、乗客がレバーやボタンでドアを操作する半自動ドア式の車両も多い。いずれも発車時には自動で閉まる。 開業当初からホームドアが設置されていた14号線に加えて、1号線の各駅にもホームドアが設置され、さらに設置工事が進んでいる。
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