言語資料と特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 15:57 UTC 版)
現在、千島アイヌ語の言語資料は 1738年にステパン・クラシェニンニコフ(ロシア語版)がカムチャツカでポロムシル出身の千島アイヌから聞き取った記録 1879年から1882年にカムチャダルで勤務していたポーランドの医師Dybowskiiが占守島出身のアイヌから聞き取った1900語 1899年に鳥居龍蔵が色丹島に移住した千島アイヌから聞き取った700語 くらいしか残されておらず、現在もこれらの乏しい資料を基に研究が続けられている。 このうち数詞については、18世紀のクラシェニンニコフの記録では十進法だったのに対し、19世紀のDybowskiiの記録では二十進法に変化したことが判明している。
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