言語の道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 21:10 UTC 版)
アルカラはスペイン語(カスティージャ語)と関係の深く、スペインの各地を結ぶ「カスティージャ語の道」にも含まれている。これは学問においてカスティージャ語が不可欠であった大学の存在が大きく関係していると考えられている。大学はカスティージャ語の発展に貢献しており、カルデロン・デ・ラ・バルカ、アントニオ・ネブリハ、聖フアン・デ・ラ・クルスといった教授や学生たちを輩出した。またアルカラでは「カスティージャ語の聖書」とされることもある『ドン・キホーテ』の作者ミゲル・デ・セルバンテスも輩出している。 毎年4月23日にはスペイン国王やスペインの首相の出席のもと、スペイン語文学最大の賞であるセルバンテス賞の授賞式が、アルカラ大学の大講堂内で行われている。その名の通り作家セルバンテスにちなんで創設された文学賞であり、スペイン語で書かれた文学作品の著者に対して賞が送られる。 スペイン語の振興と教育を中心にスペイン語圏文化の普及に努めるセルバンテス文化センターの本拠地は、スペイン政府によってアルカラ大学キャンパス内に設置されている。
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