観念史とヴァールブルク学派の受容
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「インテレクチュアル・ヒストリー」の記事における「観念史とヴァールブルク学派の受容」の解説
ヒロ・ヒライや小澤実によれば、日本におけるインテレクチュアル・ヒストリーの展開を語るうえで無視できない一人の人物がいる。日本における西洋人文学を陰から支えていた編集者二宮隆洋(1951-2012)である。二宮は平凡社で『エラノス叢書』 『叢書ヒストリー・オヴ・アイディアズ』 『テオリア叢書』『クリテリオン叢書』『ヴァールブルク・コレクション』といった日本語訳を主とする叢書を企画し、上記の観念史やウォーバーグ研究所を日本に紹介した。二宮が「精神史」という用語でくくった作品の多くは、インテレクチュアル・ヒストリーの領域にくくられるべきものであった。
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