観客死傷事故発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 05:28 UTC 版)
「1977年日本グランプリ (4輪)」の記事における「観客死傷事故発生」の解説
6周目、14位のヴィルヌーブ(フェラーリ)が1コーナー入口のブレーキングでロニー・ピーターソン(ティレル)のインを突いたが、右後輪に追突して宙に舞った。フェラーリのマシンはティレルを飛び越えてノーズから逆さまに落下し、側転しながらエスケープゾーンの奥に突っ込んだ。ヴィルヌーブは奇跡的に無傷で脱出したが、立ち入り禁止区域で観戦していた観客1名と警備員1名が死亡し、7名が重軽傷を負うという惨事となった。F1の観客死亡事故は1975年第4戦スペインGP以来1年半ぶり。日本の自動車レース界では初めての出来事だった。
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