視覚的な解釈とは? わかりやすく解説

視覚的な解釈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 02:58 UTC 版)

部分積分」の記事における「視覚的な解釈」の解説

パラメーター t によって ( x , y ) = ( f ( t ) , g ( t ) ) {\textstyle (x,y)=(f(t),g(t))} で表され曲線定義する。この曲線局所的に一対一対応であると仮定すると、 x ( y ) = f ( g − 1 ( y ) ) {\displaystyle x(y)=f(g^{-1}(y))} y ( x ) = g ( f − 1 ( x ) ) {\displaystyle y(x)=g(f^{-1}(x))} 青色領域面積は、 A 1 = ∫ y 1 y 2 x ( y ) d y {\displaystyle A_{1}=\int _{y_{1}}^{y_{2}}x(y)dy} 同様に赤色領域面積は、 A 2 = ∫ x 1 x 2 y ( x ) d x {\displaystyle A_{2}=\int _{x_{1}}^{x_{2}}y(x)dx} にそれぞれ対応する。 A 1 {\textstyle A_{1}} と A 2 {\textstyle A_{2}} を足し合わせた領域全体は、大きい方の長方形面積 x 2 y 2 {\textstyle x_{2}y_{2}} から小さい方の長方形面積 x 1 y 1 {\textstyle x_{1}y_{1}} を除いたものに等しい。 ∫ y 1 y 2 x ( y ) d y ⏞ A 1 + ∫ x 1 x 2 y ( x ) d xA 2 = x i y i | i = 1 i = 2 {\displaystyle \overbrace {\int _{y_{1}}^{y_{2}}x(y)dy} ^{A_{1}}+\overbrace {\int _{x_{1}}^{x_{2}}y(x)dx} ^{A_{2}}={\biggl .}x_{i}y_{i}{\biggl |}_{i=1}^{i=2}} 近傍曲線滑らであれば、これは不定積分一般化できる。 ∫ x d y + ∫ y d x = x y {\displaystyle \int xdy+\int ydx=xy} 変形して、 ∫ x d y = x y − ∫ y d x {\displaystyle \int xdy=xy-\int ydx} つまり部分積分は、青色領域面積領域全体面積赤色領域面積から導かれることに相当する考える事が出来る。 またこのように可視化することにより、関数 f ( x ) {\textstyle f(x)} の積分分かっている時に逆関数 f − 1 ( x ) {\textstyle f^{-1}(x)} の積分部分積分求められることが理解出来る。実際関数 x ( y ) {\textstyle x(y)} と y ( x ) {\textstyle y(x)} は逆関数の関係にあり、積分x d y {\textstyle \int xdy} は ∫ y d x {\textstyle \int ydx} が分かっていれば上記のようにして計算可能である。

※この「視覚的な解釈」の解説は、「部分積分」の解説の一部です。
「視覚的な解釈」を含む「部分積分」の記事については、「部分積分」の概要を参照ください。

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