視線入力オートフォーカス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/29 18:18 UTC 版)
「キヤノン EOS 5 QD」の記事における「視線入力オートフォーカス」の解説
先述のとおり、焦点を合わせたいフレームに視線を移動させるだけでそのフレームが選択できるという画期的なシステムである。ファインダーを覗いている眼球に赤外線を照射し、その反射光を検出することによって撮影者が注視しているエリアが判断される。また、ファインダー内には被写界深度確認マークが配置されていて、視線を移動させるだけで絞りを設定値まで絞り込むことも可能である。 最初に使用するときは、モードダイヤルを「CAL」にあわせ、カメラマンの目球の状態をカメラに学習させるキャリブレーションを行う必要がある。使用者データは5人分まで保存できる。また、同一の使用者がキャリブレーションを繰り返すことにより視線入力の精度を向上できる。 縦位置撮影においては本機能を使用することができないが、その後の視線入力搭載機種(EOS 55、EOS-3、EOS 7/7s)では使用可能である。 視度補正レンズを装着した場合は、本機能を使用出来ない。
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