視神経管骨折
13.視神経管骨折 |
=医学知識= この場合,24時間以内に手術をしても視力は不良で,強い視力障害か失明をきたします。 (2)視神経のまわりにある骨の断片が神経を圧迫しているときは,特にまゆ毛の外側の部分をかなり強く打ったときに起こります。 この場合,手術によって視神経管を圧迫している骨を除去します。神経の損傷程度によって視力障害の度合も違ってきますが,重度の障害を残す場合が多いようです。骨折はなく,視神経のまわりに出血したときには,視力はかなり低下しますが失明の危険はありません。 これらの場合,できるだけ早く眼科専門医による治療が必要です。放置して,3週間もすると眼底を直像鏡でのぞくと視神経は枯れて血色が悪くなり,黄色味がなくなり,白くなってきます。これを視神経萎縮といいます。 |
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