西郷星とは? わかりやすく解説

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西郷星

作者都筑道夫

収載図書推理小説代表作選集推理小説年鑑 1990年版
出版社講談社
刊行年月1990.5

収載図書ミステリー傑作選 26 明日からは、殺人者
出版社講談社
刊行年月1994.4
シリーズ名講談社文庫

収載図書魔海風雲録・時代篇―都筑道夫コレクション
出版社光文社
刊行年月2003.11
シリーズ名光文社文庫


西郷星

作者民央

収載図書南島古譚
出版社郁朋社
刊行年月2005.4


西郷星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/15 20:58 UTC 版)

「西南珍聞 俗称西郷星之図」(画・梅堂国政、明治10年)

西郷星(さいごうぼし)とは、明治10年(1877年)頃、西南戦争による世の混乱の中、西郷隆盛の死を悼む人々の間で流布した噂である。

概要

この年、火星の大接近があり、最接近時の9月3日には距離5,630万km、光度-2.5等あまりにまで輝いていた。当時の庶民はこれが火星である事は知らず、「急に現われた異様に明るい星の赤い光の中に、陸軍大将の正装をした西郷隆盛の姿が見えた」という噂が流れ、西郷星と呼ばれて大騒ぎになった[1]

やがてこれに便乗し、西郷星を描いた錦絵が何種類も売り出されて人気を博した、とエドワード・モースの1877年9月8日の日記にも記されている[1]

また、土星もこの時に火星の近くに位置していており、11月には火星と0度11分のところまで近づいたことから、桐野利秋に因んで桐野星(きりのぼし)と呼ばれた[1]

脚注

  1. ^ a b c 野尻抱影 (1973). 日本星名辞典. 東京堂出版. pp. 207-208. ISBN 978-4490100785. 


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